調理器具を効率よく使ってガス代節約を

小銭入れを持つ女の子イメージ

最近はオール電化の家庭も増えているかとは思いますが、やはりガスで調理をされている家庭の方が多数派だと思います。
ガス器具を使っての調理は、それだけで節約になります。
外食したりお惣菜を利用したりするよりも、自分でガスコンロやガスレンジを使って調理したほうが食費の節約になりますし、飲み物なども自分で沸かしたお茶を水筒に入れて持ち歩くほうがはるかに経済的なのですから。

 

そうやって日々節約に役立ってくれているガス器具ですが、さらにガス代そのものも節約できるようになれば、しめたものだと思いませんか?
これも、ちょっとしたことで結構節約できるものなのです。

 

まず覚えておきたいのは、ガスコンロで最も効率よく加熱できるのは中火だということです。
意外に思われるかもしれませんが、一般的に強火で一気に過熱するより中火で加熱したほうがロスが少なく熱効率はいいのです。
料理の際に強火や弱火は手順として必要なこともよくありますが、基本は中火で使用するようにしましょう。
単にお湯を沸かすときなど、意識すれば簡単にできることです。

 

そしてガス器具、特にガスコンロで使用するお鍋ややかんなどは、基本的に底の面積が広く、なおかつ底が分厚いものの方が熱効率がよい、ということも覚えておきましょう。
最近は、底面積が広い平べったい形のやかんなども売られていますが、実際にああいう形が一番熱効率がよく、少ない火力ですぐにお湯を沸かせるのです。

 

キッチン収納を考えると、お鍋ややかんもコンパクトなタイプを選びたくなるものですが、効率よく加熱できる、つまり節約の観点から言うと、底が広くて分厚いがっしりしたものの方がお勧めです。

 

また、最近ティファールに代表される、すぐにお湯が沸かせる電気ポットをお使いのご家庭も多いと思います。
朝の忙しい時間には、水を入れてボタンを押せば2〜3分でお湯が沸くのでとても便利です。
しかしこの電気ポットはかなりの電気を消費してしまう家電の代表です。

 

水が数分で熱湯になるのですから、考えてみれば当然ですよね。
一般的に1リットルのお湯を沸かすのに掛かる電気代は約10円ほど。
それに対して、ガスでやかんに入れた水1リットルを沸かせば僅か1〜2円です。
これが年間を通して考えてみると、家庭によっては1万円程度の節約になる場合もあります。

 

ガスの使い方を改めて見直すことで、ガス代の大きな節約になるのは間違いありません。

 

調理するときもガス代節約を意識しよう

財布を持った女の人のイラスト

食費節約のためにおおいに役立ってくれるガス調理器具ですが、調理しているときにもガス代節約を意識して実行するといっそう効果的です。

 

まず、お鍋を使うときは基本的にふたをするようにしましょう。
食材を投入する前にお鍋でお湯を沸かすときも、ふたをしてから沸かすと沸くまでの時間が短縮できます。
ふたがなければ空気中に放出されてしまう熱を、逃がさずお鍋の中に溜めておけるからですね。
そして調理中も、煮物などは落しぶたをすれば熱効率が良くなるだけでなく、具材によく味がしみ込んで一石二鳥です。

 

魚焼きなどのグリルは、片面焼きより両面焼きの方が効率よく使用できます。
片面焼きグリルであっても、最近よく売られているガスグリル専用の鉄製グリルパンを使えば、鉄のパンに伝わった熱で下面からも加熱でき、効率よく焼くことができます。

 

さらに、ガスを使うことそのものを減らすために、圧力鍋や保温鍋を使うことも非常に有効です。
何時間もかけて煮込んでいた料理が、十数分加熱して後は放置するだけで出来上がるのですから、当然その分ガス代がカットできます。

 

ガス調理器具を使う際は、こういったお鍋ややかん、フライパンなどの道具も節約の観点から選ぶべきです。
間に合わせで買った底の薄いペラペラのお鍋などは、お鍋自体に熱を溜めておけませんから加熱にも時間がかかりますし、調理した後の保温も期待できません。
高価なお鍋は概して分厚い素材でがっしりした造りになっているものですが、それにはそれだけの理由があるのです。
具材にまんべんなく火が通るよう熱効率を考えて造るとどうしてもそうなるからです。

 

圧力鍋や保温鍋などはやはり一般的に高価ですが、毎日、それも長く使っていくという観点から考えれば十分節約に役立ってくれると言えるでしょう。